
鹿田室礼では、地域資源である竹を活かし、伝統的なすだれの技術を
現代の商業空間に適応させた内装材を提案しています。
鹿田室礼のショールームでは、竹やラタンの持つ繊細な美しさと機能性を、
窓装飾・天井装飾・間仕切り・建具・照明・家具など、多様な用途でご体感いただけます。
素材の質感、光の透け感、風を通す心地よさ—実際に触れて、感じて、
空間デザインの可能性を広げてみませんか?



REASON
数ある天然素材の中でも、竹やラタンは、洗練された質感と独自のしなやかさで、空間に上質なアクセントをもたらします。
オーソドックスな木材とは一線を画し、デザインの可能性を広げる素材として注目されています。
鹿田室礼では地域資源である九州の竹や、竹と同じく多年草植物で地球環境に優しいラタン素材を活かし、
伝統と現代をつなぐ空間づくりをお届けしています。
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海外顧客は日本の伝統・文化に興味を持っているが、
ありきたりな空間の提案では満足しない。
彼らは“カッコいい”伝統工芸品を探している -
竹やラタンといった自然素材を用いることで、
外観から内装まで統一感と素材感に満ちた
一体的な空間設計が可能に -
経営にもサステナビリティが求められる時代。
その姿勢を示すためにも、
『施設やオフィスに 天然素材を使いたい』という
企業が増えている
SUGGESTION
数ある天然素材の中から、私たち鹿田産業がご提案するのは、ラタンとすだれです。
自然が育んだ素材の美しさと、職人の手仕事によって生まれる繊細な表情を、現代のライフスタイルに取り入れてみませんか。窓辺の演出から空間の仕切り、家具や照明まで、暮らしの中にやさしく溶け込む提案をお届けします。そんなラタンとすだれの魅力をご紹介します。
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色や編み方、竹ひごの太さなどの違う36種類の多彩なすだれのラインナップ。そのすべてのサンプルをショールームに展示しており手触り、色彩、厚みなど手に取って確かめていただけます。
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すだれの特徴の一つが、光や空気を通すこと。その程度も生地ごとに異なります。ショールームには和洋それぞれの客室を設置していますので、ぜひ中に入ってお確かめください。さらに併設されたすだれ生地の実験場(すだれラボ)には照度と色温度を調整できる設備があり、生地ごとの透け具合も確認できます。
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Photographs courtesy of Kengo Kuma and associates
すだれは、日本の伝統美を受け継ぎながらも、現代の空間にフィットする高い汎用性を持った素材です。窓まわりだけでなく、天井・間仕切り・建具・照明・家具など、用途に応じて自在に形を変え、空間に独自のリズムを生み出します。
その繊細な編み目や光の透過がつくり出す陰影は、シンプルでありながらもどこかエッジの効いたデザインに昇華され、和洋を問わず空間に新鮮な印象を与えます。 -
すだれは美しさだけでなく、優れた機能性と耐久性を兼ね備えた素材です。自然素材ならではの「しなり」によって柔軟に形状や用途に対応し、空間にやさしい表情を加えます。また、細やかな織りが生む「伸縮性」は、施工の自由度を高め、空間にあわせた多彩な表現を可能にします。
日本の伝統が息づく「あそび心」も宿っており、光や風を取り込みながら、空間に奥行きと変化をもたらしてくれます。 -
すだれは自然素材でありながら、難燃加工を施すことで高い安全性を実現しています。
防炎・防火性能に優れた仕様に対応できるため、商業施設や公共空間など、安全基準の厳しい環境でも安心してご使用いただけます。
伝統的な美しさを保ちながら、現代の建築に求められる「安心・安全」にも応える、機能性に優れた内装材です。
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ラタンは非常に軽く、しなやかな繊維構造を持つため、曲線的なデザインや複雑な編み込みにも適しています。独特の柔らかさが、空間に温もりと軽快さをもたらします。
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見た目の繊細さに反して、ラタンは非常に強靭で、長く使える耐久性を備えています。家具や建具としても安定した品質が求められる空間に適しています。
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ラタンは成長が早く、森林破壊を抑える持続可能な資源として注目されています。環境に配慮した素材選びとしても価値が高く、SDGsに貢献する選択肢となります。
CANBLE
創造力を刺激する「ショールーム」 すだれの魅力や効果を、より実感してもらうために。
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そもそも「すだれ」はなぜ生まれたのか。どういうシーンで活用されたのか。「御簾」とは何が違うのか…。すだれに関心を持っていただいた方には、ぜひそこから知ってほしいと思います。すだれは現在、そのデザイン性や機能性からインテリア、エクステリアとして注目されていますが、その素材である竹は「神が宿る神聖な植物」とみなされ、そこには自然の万物を神とする日本民族の信仰・思想が息づいています。そうした歴史を知ることで、すだれを使う空間にストーリーが生まれ、そのコンセプトを補完してくれます。
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家の軒先などで使われる「日除けすだれ」は、現在輸入品がほとんどで国産は僅かに残っているだけ。一方で、日本の伝統工芸品として室内のすだれは、ほとんどが国内生産です。「八女すだれ」は当社が大正元年の創業以来、脈々と生産している室内調度品。今でもほとんどが手作業で製作されており、100年前と変わらない製法で作り続けられています。手作業による製法には、一つ一つその動きに理由があります。「その背景を知ることで、製品のイメージもどんどん広がっていく」。見学者からはそうした声も多く聞かれます。
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ショールームの隣には「捻じり編みすだれ工場」があります。工場では経糸を捻じって編む専用の織機で「八女すだれ」の生地を生産します。さらにここでは、すだれ編み体験ができます。1本1本竹ひごを織機に差し込み、足でペダルを踏み込みます。竹ひごの感触。ペダルを踏むリズム、強さ。カシャン、という織機が動くときの重厚な音…。作業に没頭するうちに五感が刺激され、インスピレーションを引き出してくれます。
参加費が割引になる
お得なクーポン配布中!
今なら「トクトククーポン」サイト内で、ショールーム見学の方が使えるクーポンを配布しております。
クラフトファクトリーツアー参加費の割引と、参加特典として「竹すだれテーブルセンター」プレゼント!
SHOWROOM
本社ではショールームを併設しており、「鹿田室礼」の実物が間近でご覧になれます。「サスティナブルな素材を使った次世代のホテル空間」というコンセプトで、世界的建築家隈研吾氏がデザインしたショールームです。写真だけでは伝わりにくい天然素材の風合いや精緻な作りをご堪能ください。また、他にも当社商品が見られる社外展示場もございます。お気軽にお立ち寄りください。
INFORMATION
〒834-0114 福岡県八女郡広川町太田428
営業時間(平日のみ)10:00~17:00
来場のご予約
お問い合わせ先
TEL.0943-32-1141
TOURIST ATTRACTION
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坂田織物
久留米絣の伝統を守りつつ、ニューヨークにも進出するなど新たな分野への挑戦を続ける織元。工房敷地内には直営のカフェ&ショップがあり、ランチやスイーツも人気。久留米絣を使ったワークショップ(要予約)も行っている。
公式サイト -
野村織物
久留米絣の製造一筋に取り組んできた明治31年創業の老舗。緻密で丁寧な生地づくりに定評があり、正統派の織元として知られる。新色・新柄づくりに力を注ぎ、毎年50~80種類の新作を生み出す。工房見学(要予約)も可能。
公式サイト -
茶の葉堂(原野製茶本舗)
濃厚な旨味で知られる奥八女の茶葉を使った独自ブランド。直営店では各種お茶をはじめ、茶葉を使った和菓子やソフトクリーム、だし、辛子高菜漬けなどを販売する。大自然をのぞむ茶席もあり、石臼を使った抹茶づくり体験もできる。
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里の駅 広川くだもの村
梨を作り続けて60年の地元農園が運営する農産物直売所。桃・いちご・ぶどう・梨など旬の果物をはじめ地元産の野菜や総菜、卵、手作りパンなどが豊富に並ぶ。60分食べ放題のいちご狩りでは、5つの種類のいちごを食べ比べできる。
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