5日間のインターンシップを通して見つけた「鹿田産業」の魅力と学び

5日間のインターンシップを通して

こんにちは、私は久留米大学商学部3年の宮本滉平です。

2023年の2月6日~10日にかけて福岡県八女郡広川町の株式会社鹿田産業さんでインターンシップを行わせていただきました。

1人で最初はとても不安な気持ちでいっぱいでしたが、社員の皆様から温かく迎えられ、5日間とても充実した時間を過ごすことができました。

1日目

午前中は会社の説明と工場の案内をしていただきました。

鹿田産業さんの簾には特許を取得しているものもあり、現代風の巻上げ式の簾には巻きズレを防止するために独自で開発された器具が付いていました。

また、簾の中には模様がついているモノもあり、その模様には意味があるそうです。黄色い簾についてあるジグザグの模様は雷を表していて、豊作を願う意味が込められているそうです。

午後からはショールームや竹林の方にお邪魔させていただきました。

竹林では竹を管理する方が減少していることや竹害が起きていることなど竹に関わる現状について深く知る機会となりました。

ショールームでは、今後100年の鹿田産業について深く議論する貴重な時間となりました。

2日目

午前中は鹿田産業の社長さんとお話しさせて頂いたり、総務経理の実作業を行う有意義な時間となりました。

社長ご自身や鹿田産業の変遷であったり、今後の就活に向けてのアドバイスやご意見があったりなど自分自身を見つめ直す良い時間となりました。

総務経理の実作業では出荷指示書を入力したり、売上伝票や送り状の作成をしたりなど、丁寧な指導を頂きながら作業を行いました。失敗が許されないのでとても緊張しました。

午後は商品管理課の方で実作業を行いました。

商品を送るためにバーコードでスキャンし指定の位置に運んだり、金属を探知したりなど身体を動かす作業が多く、総務経理の作業とは異なった大変さを実感出来ました。

3日目

今日は1日を通して簾の製造体験を行いました。

何本もの竹ひごを表と裏で交互に編む作業は、見分けるのに集中力のいる大変な作業でした。慣れるのに時間がかかってしまい、職人さんにたまに手伝っていただいたりもしました。

職人さんは手際がよく私の二倍のペースで竹ひごを編んでいました。

最初は数本だった竹ひごが段々と簾の形に出来上がっていくのは、達成感がありました。

4日目

今日は1日を通して社員の方とご一緒に営業にまわらせていただきました。

最初はとても緊張しましたが社員の方が緊張を和らげてくださったおかげで、営業先の方に元気でハキハキとした声で挨拶、自己紹介をすることができました。

営業を通して社員さんが営業先の代理店の方、設計事務所の方とどのようなお話をされているのか、そして営業は具体的にどのような流れで進行するのか、わからないことがたくさんあったので今日は貴重な経験ができて良かったと思いました。

私は営業先でご飯を食べるのが夢だったのでそれが叶ったので嬉しかったです。

5日目

インターンシップ最後の日の午前中は、午後の発表に向けての資料作成をしました。

時間が短く、発表までに資料ができあがるか不安でした。それでもこの五日間で培ってきた成果をこの発表にぶつけたいと思ったので精一杯頑張りました。

午後からは発表の練習と発表をしました。

1人で社長さん、社員の皆様の前で発表するのはとても緊張しましたが、はっきりと声を出して伝えたいことをきちんと伝えることができたので良かったです。

社長さんや社員の皆さまからお褒めの感想を頂いたときは、嬉しくて泣きそうになりました。

この5日間という短い期間でしたが1日目と比べ、大いに成長できたのではないかと実感しています。この5日間の経験を就職活動やその先の社会人生活で活かしていきたいと思っています。

5日間本当にありがとうございました。