新入社員(チャレンジャー)の5日間

2020年のチャレンジャーの小井手と田中です。4月1日に出会いチャレンジャーとなった2人の5日間を印象に残った事を伝えたいと思います。

1日目 これからの私

初日は入社式。そして会社やマナーについてのお話がありました。

今まで学生として過ごしてきた私たちですが、これから社会人としての心持ちで行動しなければなりません。学生から社会人になるということで、どのような行動をしていかなければならないかを私たち二人は考えました。

まず、先程紹介に上がりました田中です。今まで、学生としてある程度自由に過ごしてきました。自分で行ったことの責任は全て自分の責任です。やりたい事だけをやっていても構いません。ですが社会人は自分の行った行動は、会社のイメージにも繋がります。更に待っているだけでは、誰も教えてはくれません。なので、自分の行動には責任をもち、主体的に、自主的に行動をしようと思いました。

続いて、小井手です。私は社長、会長の話を聴き考えたことは3つあります。1つ目に挨拶をすることです。当たり前のことではありますが、出会った人への挨拶を自分の長所だと思っている笑顔で元気よく行いたいと思います。2つ目は学ぶことです。上司の話、行動を見て商品についてどのような言い方をしているか観察し営業トークを身に付けたいと思います。全く同じ言葉ではなく、自分の言葉で言えるようにしたいです。そして、3つ目は相談することです。会社についてわからないことだらけです。やりたいことは上司に確認をして行動に移していきたいと思います。

2日目 会社が成長していくには

初日も緊張しましたが、2日目は朝礼から参加し一段と社会人になったという言う気持ちが増しました。

午前中は、社内システムについての説明がありました。会社というものはツールを使い、商品の在庫や受注発注を管理しているのだという事を知りました。

午後からは、仕事の具体的な中身は何かということについて考える時間でした。仕事とは生きがい、成長、やりがいを感じる場でもあり、仕事ができる人とは小さな目標を立て、コツコツ行うことができることです。成長するにはPDCAを行うことです。P(計画)D(行動)C(反省)A(改善)です。これはどこからスタートしても間違いではないということでした。大切なことは繰り返し行うことということでした。そして会社とは一人ひとりが属して社内全体で共通目的をもって仕事を行うことです。新入社員であってもこのようなことを日々考えるということが大切であると学ぶことが出来ました。

 

 

3日目 改めて知った竹事業

三日目は竹を使った商品、すだれについての説明がありました。これまでの会社の展開。竹そのものについて。様々なお話を聴くことが出来ました。

その中で私たちが関心を持ったのが、八女すだれについてです。出身が八女であることもあり、親近感を感じ話を聴くことが出来ました。八女すだれに使われる竹は一部の地域でしか採れない希少な竹だということが理解できました。また、八女すだれ振興会という団体があり、様々なところが協力し竹の生育も行っていることに驚きでした。将来的には生育から販売までの工程を自社のみで完全な循環を行うことも目指していることもわかり、その中で私たち新入社員がこれからそういった活動を手伝っていきたいと思いました。

午後は軽い実務を行いました。お客様や取引先に配るカタログの作成、インターネット販売の写真撮影などを体験しました。

こういった商品や活動は実際に見て触れて頂くことで、他の方々にも、より良く実感していただけると思います。

4日目 電話対応をスムーズに行う事の難しさ

四日目は、午前中は実務を行えるように社員の方と模擬で電話の対応を行いました。電話では顔を合わせていないからこそ意識して行わなければならないことがたくさんあります。ですが、新入社員である私たちはそれらの事柄を一つとして満足に行うことができませんでした。なので、新入社員である私たちは分からない事だらけなので、フレッシュさをしっかり伝わるようにはきはきと元気よく電話に出ることを心がるようにしました。

この日の午後からは実際に事務の作業を行いながら、電話に出て対応を行いました。当然初めての電話応対なのでとても緊張しました。電話を取り次ぐだけでも慌てふためいて聞いている内容が頭に入ってこなくなることもありました。さらに、対応をしていく中で、言葉の使い方の難しさを実感することが出来ました。なかなか相手がおっしゃっていることを聞き取れないことがあったり、用件を聞きそびれてしまうこともありました。また電話のなかで自分がふと使ってしまう言葉の誤用についても理解することが出来、今後気を付けなければいけないなとも思いました。電話をスムーズに行う為には、繰り返し電話に出て慣れないといけないということも聴くことが出来たので、事務所にいる際は積極的に電話を取ろうと思いました。

5日目 夏の最高級天然素材

会社に入っての五日目の午前は、再び電話応対と営業事務の業務を体験しました。昨日と同じ様にとても緊張しましたが少しだけ落ち着いて電話応対を行うことが出来ました。

午後は、籐製品の商品説明の時間でした。まず、実際に触ってみることでも驚きました。籐製品はとても軽く柔軟性に富んでおり様々な製品に利用できるとのことでした。そして籐製品はほぼインドネシアで作られているということでした。敷物一つにしても空間や機能面を意識し、お客様に合うものを提案をしなければならないので製品ごとの特長を理解しなければいけません。また製品のランクだったり、原産国の情報だったりも知っていなければお客様の購入動機にならないと思ったので勉強することが沢山あるなと感じました。そして製品を販売する中でお客様の反応や話したことに対し、希望にそうように行動することが大切だということも理解することが出来ました。

    

これまでの五日間を振り返って

五日間を過ごしてきてこれから様々なことを学んでいく期待とたくさんのことを覚えていかなければならない不安の気持ちでいっぱいです。社員の方々にお話を聴いていく中で、今後少しずつ自分なりにやっていこうと考えたことがあります。そのことを考える中でどうやったら上手くいくのか考えることで不安になることもあります。そのことを社員の方に伝えると、一日一個覚えたり行動していけばこれからの社会人としての人生の中のどこかで繋がっていくということが聴けました。これから会社に勤めていく中で様々なことを学び、一つ一つチャレンジして、いち早く会社に貢献できるように、私たち新入社員の二人は頑張っていきたいと思います。