日本初上陸!「エースホテル京都」へ大型すだれ導入!
特注大型すだれ「エースホテル京都」へ導入!
2020年6月、鹿田産業は「エースホテル京都」へすだれを納入しました。オーダーすだれ「四季彩」の特注サイズでご対応いたしました。「エースホテル京都」が開業する「新風館」は敷地面積:約6,400平方メートル、延床面積:約2万5,700平方メートル、規模:地下2階/地上7階、ホテル客室:213室で、館内各所への採用となり、100台を超える台数の納入となりました。
アジア初進出!「エースホテル」が日本上陸!
2020年6月11日、アジア初、日本初出店となる「エースホテル京都(ACE HOTEL KYOTO)」が開業しました。エースホテルは1999年シアトルに誕生しました。現在までにアメリカとイギリスで9つのホテルを展開しています。地域の特性と街の景観を融合させた独自のデザインで多くのファンを獲得しています。宿泊者だけではなく地域と連携し、新しい文化発信と地域活性化を目指し、人々が集う交流の場としても機能しています。
エースホテル京都は、1926年に建築された歴史的な旧京都中央電話局と敷地内に増築される建物からなる「新風館」(吉田鉄郎設計、京都市指定・登録文化財第1号)の敷地内に誕生しました。建築デザイン監修は隈研吾氏、インテリアをLAの人気デザイン集団・コミューン・デザインが担当していることでも注目されています。内装のコンセプトは「East meets West」で、日本の伝統文化と西洋のデザインを融合させた創造的空間となっています。
大型特注すだれ大量受注!オーダーすだれ「四季彩」
この度、建築デザイン監修の隈研吾氏より採用していただいた「すだれ」は、商空間用オーダーすだれ「四季彩」です。サイズは最大2.4m幅から最大2.5mの高さに対応しています(生地の種類による)。今回は特注品として製作させていただきました。すだれ生地デザインはインテリア用(竹・木)30種類、日除け(軒下)用(竹・蒲)6種類の計36種類。昇降タイプは9種類です。プルコードを下に引くと自動的に生地が巻き上がる「スプリング式」、ボールチェーンで巻き上げる「チェーン式」、折りたたみながら巻き上げる「ローマンシェード式」など自社独自開発の特許を取得した製品シリーズです。お客様の要望に応じてサイズや生地デザイン、昇降スタイルをお選びいただけます。
今回の採用理由のひとつが規格外の大型すだれを製作対応できたことでしょう。吹き抜け部のすだれは約1.5m幅で高さはなんと約7mもの大型すだれ「固定式すだれタペストリーSS(あおい)」を製作いたしました。高い天井部から降ろされたすだれは圧巻です。ヘッダーとすだれ本体の間の空間を高さ調節できる「チェーン式アッパースルーすだれCUS(まどか)」も吹き抜け部に採用されています。
2Fフィットネスでは、中庭を楽しみながらもプライベートに配慮した日本ならではの心遣いが垣間見えます。中庭から見える外観も「すだれ」で統一されています。
2F、3F回廊にも「固定式すだれタペストリーSS(あおい)」が採用されました。こちらも窓部分を高い天井から床上まで覆い隠すほどの高さ4mもの大型特注品となっております。
そして客室には「チェーン式ロールスクリーンCRS(かれん)」が採用されました。こちらは竹ひごと編み糸が織りなす格子模様の透け感が上品なすだれで、客室のインテリアと西洋アートやインテリアともマッチしています。
これほど館内各所に「すだれ」が導入されたのは全国でも初めてではないでしょうか?
今回、どうして弊社(鹿田産業)のような地方の中小企業のすだれを採用していただけたのでしょうか?
その理由は3つあります。
①大型すだれの大量製作に対応できたこと
②独自開発の特許技術で耐久性に優れていること
③商業施設に必要な防炎基準を満たす認可工場であること
こちらが挙げられます。
特注品ではあるものの、7mほどの高さの「すだれ」を製作できる工場は日本でも数少ないでしょう。
こうして大型すだれの大量製作ができたことは、すだれ製造メーカーとして創業から100年以上に渡り、すだれと向き合い、真摯に製造開発に取り組んできた職人の努力の賜物です。
今回、独自開発の特許製品が2種類採用されたことも私どもにとって大変喜ばしいことです。すだれの破損を防ぐ「巻ズレ防止板」を搭載した「チェーン式ロールスクリーンCRS(かれん)」、ヘッダーとすだれ本体の間の空間を高さ調節できる「チェーン式アッパースルーすだれCUS(まどか)」は独自開発で特許を取得した弊社(鹿田産業)の看板製品です。
商業施設に必要な防炎基準を満たす認可工場であることも大きな理由のひとつです。人が多く集まる商業施設では万が一の火災が起きた場合、大惨事となりかねません。そのようなことを未然に防ぐ「防炎加工」ができる認可工場あることも、建築家や内装工事店の皆さまから安心してお選びいただける理由です。
世界をもてなす日本の心「鹿田室礼」
自然との調和、日本のおもてなしの心。「 SHIKADA SHITSURAI(鹿田室礼)」はお客様をおもてなしする「天然素材インテリア空間」を創造し、提供する企業ブランドです。今回、隈研吾氏の京都の景観や自然との調和するデザインの中に「すだれ」が選ばれました。
すだれは心を通わせ、景色を通す。
世界をもてなす「エースホテル京都」、世界をもてなす日本の心を表現した天然素材インテリアブランド「 SHIKADA SHITSURAI(鹿田室礼)」
想いが重なり創り上げた空間は、京都の町並み、歴史的景観と融合した落ち着く空間となっています。
和洋のクリエーターがつくる創造的空間「エースホテル京都」は世界の人々を魅了する場所となることでしょう。